ロシア軍の攻撃激化 ゼレンスキー大統領がロシアに首脳会談促す(2022年3月19日)

ロシア軍の攻撃激化 ゼレンスキー大統領がロシアに首脳会談促す(2022年3月19日)

ロシア軍の攻撃激化 ゼレンスキー大統領がロシアに首脳会談促す(2022年3月19日)

ロシアによるウクライナ侵攻から3週間。未だ激しい戦闘が続いています。

CNNキャスター
「速報です。ウクライナ南部のミコライウ基地でウクライナ兵が数十人死亡しました。
2機のロシア軍の戦闘機が爆弾5発を投下したとみられています」

ロシア国防省はウクライナ南部にある軍事基地を爆撃したと発表。さらに、ロシア軍はウクライナへの侵攻後、初めて極超音速ミサイル「キンジャル」を使用しポーランドとの国境に近いウクライナ西部にある地下の弾薬貯蔵庫を破壊したと明らかにしています。煙があがっているのは、ウクライナ東部ドネツク州にある集合住宅です。ロシア軍の砲撃を受けて、少なくとも2人が死亡。6人が負傷しました。このアパートに住んでいた女性は・・・

アパートの住人
「キッチンの窓が全部割れて冷蔵庫の下敷きになった、大きな冷蔵庫だけど、何とか自力で脱出できた、でも、廊下に出たら寝室も玄関もなくなっていた」

ウクライナ検察当局によると、ロシア軍の侵攻で犠牲になる子どもが増え続けていて19日時点で、少なくとも112人の子どもが死亡。140人以上がケガをしている発表しています。ウクライナ西部のリビウでは亡くなった子どもの人数を示す100台以上のベビーカーが並べられ、ロシア軍に攻撃停止を訴えました。最前線にあるのはマリウポリです。市の中心部で激しい戦闘が続き、住宅街の至るところで戦闘に巻き込まれた住民の遺体がそのまま置き去りにされています。15日にマリウポリから避難してきたという地元テレビ局のオーシチェンコさんは・・・

マリウポリのテレビ局社長 ミコライ・オーシチェンコさん
「マリウポリへの砲撃が止まらなくて地獄のような町になっています、町の中は遺体だらけで安置する場所もないし運ぶ人もいません」

オーシチェンコさんが働くテレビ局も1週間前に空爆され、建物は廃墟と化しています。建物にいた89人のスタッフのうち74人と連絡が取れなくなっています。電気やガスなども止まっていて食事もほとんど取れていません。

マリウポリのテレビ局社長 ミコライ・オーシチェンコさん
「この状況から抜け出すための対策を取ってほしい、シェルターの中で今でも数十万の住民が水や食べ物、薬もない生活をしています」

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアのプーチン大統領に対し停戦に向けた首脳会談の開催を呼びかけました。

19日公開 ウクライナ ゼレンスキー大統領
「今こそ、会って話すときが来たのです。対話するときなのですウクライナの正義と領土を取り戻すときがやってきたのです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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