伊達政宗の騎馬像が傾く 仙台城跡の石垣も崩れる(2022年3月17日)
仙台城跡では、石垣が崩れたり、伊達政宗の騎馬像が傾くなどの被害が出ています。
(坪北奈津美アナウンサー報告)
JR仙台駅からおよそ2キロの場所にある仙台城跡では、仙台のシンボルでもある伊達政宗公の騎馬像が、画面向かって左側に傾く被害が確認されています。
馬のひづめの辺りにヒビが入っているため、この場での修理は難しく、一度、撤去して別の場所での修復作業を検討しているということです。
仙台市は、余震で騎馬像が倒れないよう、これから補強作業を進めていくということです。
また、この周辺では、石垣が崩れる被害が確認されています。高さ5メートルほどに積まれた巨大な石垣が幅15メートルにわたり崩れ、道路に散乱しています。
このため、周辺の市道は現在も通行止めとなっています。
仙台城跡に創建された護国神社の宮司さんに話を聞いたところ、「11年前の東日本大震災では、石垣が崩れる被害はあったが騎馬像が傾くことはなかった」と驚いた様子で話していました。
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