【独自】都内の公園で“産廃”土砂適切処理せず 都が公園財団など指導(2022年3月16日)

【独自】都内の公園で“産廃”土砂適切処理せず 都が公園財団など指導(2022年3月16日)

【独自】都内の公園で“産廃”土砂適切処理せず 都が公園財団など指導(2022年3月16日)

 全国の国営公園などを管理する財団法人などが、都内の公園で出た産業廃棄物にあたる土砂を適切に処理しなかったとして東京都から行政指導を受けていたことが分かりました。

 都などによりますと、公園財団などは、管理する文京区立の公園で側溝を清掃した際に出た土砂18立方メートル分を公園裏手の崖などに積み上げていました。

 文京区土木部みどり公園課・吉本眞二課長:「水を含んだ土砂を外にあげたものがこれです。(崖の下は)民間の土地がある形です」

 都は土砂について、「斜面に置くなど管理状態が悪く、産業廃棄物にあたる」などとしていて去年11月以降複数回、財団側へ処分するよう指導していました。

 取材に対し、公園財団は「土砂は園内の補修などに利用していた」「他の自治体では産業廃棄物に当たらず、認識不足だった」などとしています。

 公園を利用する母親:「側溝に落ちていった砂とか泥だったら(再利用されても)何の問題もないかな」「手につかんだ物を全部口の中に入れちゃうので、ちょっとその辺は心配ですね」

 財団側は来週にも土砂を撤去することにしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事