ブラジル国籍男の名義で不正に“自動車登録” 放置車両を複数発見
車の保管場所や使用者を偽って登録したとして、ブラジル国籍の男2人が逮捕されました。
逮捕されたのは、ブラジル国籍の自動車販売業のサンチェス・ピニエロ・アントニオ・カルロス容疑者(45)と職業不詳のツルダ・ジョセ・ウイラミ容疑者(55)です。
警察によりますと、2人は去年10月、別の外国人男性が車を使うと知りながら、ツルダ容疑者の名義と保管場所の住所で自動車登録をした疑いが持たれています。埼玉県や群馬県などでツルダ容疑者名義の車が多数、放置されていたことなどから警察が捜査していて、これまで2人が絡み登録された車は20台以上あるということです。
一般的に自動車の登録をする際、保管場所を証明するために警察に車庫証明の申請もしますが、ツルダ容疑者は群馬県伊勢崎市内の車庫証明が不要な地域を保管場所として指定していて、警察は車が外国人犯罪グループに流れていた可能性もあるとみて捜査しています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
(15日20:46)
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