【避難の子ども】侵攻で生活が一変 避難先で“入学”も
国連難民高等弁務官事務所(=UNHCR)によると、13日時点でウクライナから国外に避難した人は、280万人を超えました。隣国ポーランドでは、避難してきた子供たちを地元の学校に受け入れることを決めた地域もあります。突然、生活が一変した子供たちを取材しました。
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ポーランド・プシェミシルの避難先となっている家で生活を始めた6歳のナスタシアちゃんは、ウクライナに残って戦う父親のために、歌うことが日課となっています。
ナスタシアちゃん(6)
「パパのために歌います。パパに聞こえるように歌いたい。パパと一緒に遊びたい」
14日は、ポーランドの学校に初めて登校する日でした。プシェミシルでは、ストレス軽減などのため、ウクライナから避難してきた子供たちを地元の学校に受け入れています。
母親
「学校行きたい?」
ナスタシアちゃん(6)
「最高、お絵かきしたり楽しみたい」
緊張した様子のナスタシアちゃんでしたが、笑顔も見られました。
ナスタシアちゃん(6)
「絵を描いたり、歌をうたったりしたよ」
ウクライナに戻れる日が来るまで、この学校に通うことになります。
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生活が一変した子供たち。
10日、避難所で出会ったのは、5歳のヴィカちゃん。
ヴィカちゃん(5)
「ウクライナ国旗だよ」
元気な様子でしたが、2日後、再び会いに行くと、ほかの避難している人から隔離された部屋で、ぐったりしていました。下痢や嘔吐(おうと)が続き、感染性の胃腸炎と診断されました。
ヴィカちゃんの母親
「(避難で)長い時間移動して、体が弱ってしまっている」
避難所の衛生状態が悪く、多くの人が体調不良を訴えているということです。
(2022年3月14日放送『news zero』より)
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