「首を撃たれた」米国人記者が死亡・・・ロシア軍の銃撃(2022年3月14日)

「首を撃たれた」米国人記者が死亡・・・ロシア軍の銃撃(2022年3月14日)

「首を撃たれた」米国人記者が死亡・・・ロシア軍の銃撃(2022年3月14日)

 ウクライナ北部・イルピンの橋にある検問所を通っていた時、アメリカ人の記者2人が突然、ロシア軍に銃撃されました。1人は、病院に搬送されました。

■「首を撃たれた」米国人記者が死亡

 病院に搬送された記者:「(Q.どこから来ましたか?)アメリカです」「(Q.何が起きたの?)検問所を通る時(ロシア軍が)私たちに向かって撃ってきました。ルノー氏が背中の左側を撃たれました」「(Q.彼はどうなったの?)分かりません。首を撃たれたところを見ました」

 キエフ州の警察は13日、アメリカ人ジャーナリスト、ブレント・ルノーさん(50)が銃撃を受け、死亡したと明らかにしました。

 ルノーさんは市民の生活などについて取材中で、州警察のトップは、アメリカのニューヨーク・タイムズが発行した記者証や本人の写真をSNS上に表示しています。

■軍事支援拠点に・・・ミサイル8発着弾

 一方、ANNのカメラが先月に撮影したウクライナ西部・ヤボリウの様子です。

 アメリカ軍から提供された対装甲車ロケットが標的に向け、発射されていました。

 西部の要衝・リビウから車で1時間。雪に覆われた氷点下の森林地帯に見えてきたのが、ウクライナ最大の軍事基地です。

 ここは、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国によるウクライナへの軍事支援の拠点です。

 ウクライナ軍教育訓練担当:「アメリカから供与されたロケットは装甲車だけでなく、市街戦で塹壕(ざんごう)に隠れた敵も、攻撃することができる」

 リビウ州の知事は13日、この軍事基地をロシア軍が空爆したことを明らかにしました。

 ミサイル8発が着弾し、35人が死亡、134人が負傷したということです。

 ロシアは、NATO側を強く牽制(けんせい)する目的で、ミサイルを撃ち込んだとみられています。

 ウクライナ・ゼレンスキー大統領:「今、ウクライナ国民は厳しい状況にあるが、間違いなく私たちが勝つ。それは100%だ。ウクライナに栄光あれ」

(「グッド!モーニング」2022年3月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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