「建設的な話し合い」・・・14日に“4回目”停戦協議か(2022年3月14日)
ウクライナ侵攻中のロシア軍が、南部の2つの市の市長を相次いで拉致しています。
■西部“初攻撃”・・・NATOけん制か
ロシアによる侵攻がまだ始まっていない先月4日、テレビ朝日の取材班が撮影した、西部リビウ州で行われたウクライナ軍の訓練の様子です。
アメリカから提供された対装甲車ロケットを発射するウクライナ兵のそばには、指導するアメリカ兵の姿も見られます。
この軍事訓練施設が、ミサイル攻撃を受けました。35人が死亡、134人が負傷したということです。
攻撃の前日に、ロシアのリャプコフ外務次官はテレビ番組で、次のように話しました。
リャプコフ外務次官：「ロシアは、西側諸国によるウクライナへの武器輸送隊も標的にする」
NATO（北大西洋条約機構）との訓練に使用されてきたこの施設は現在、NATO加盟国からウクライナへの軍事支援の拠点になっていました。
■14日にも“4回目”停戦協議か
“ウクライナ南部ドニプロルドネの市長がロシア軍に拉致された”と13日朝、SNSで発表したザポリージャ州知事は、「戦争犯罪は組織的になっている」と非難しています。
ロシア側は、11日に武装集団が連れ去ったメリトポリの市長の後任として、すでに新たな市長を就任させています。
そんななか、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は13日、自身のツイッターで「建設的な話し合いが始まっている」などと述べました。
ロシアメディアは、「4回目の停戦協議」が14日にも行なわれる見通しと報じています。
（「グッド！モーニング」2022年3月14日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
