“アジアのシリコンバレー”中国・深センがロックダウン状態に
中国を代表するハイテク企業などが本社を構える広東省・深セン市が都市封鎖=ロックダウン状態になることが発表されました。
深セン市当局によりますと、きょうから20日まで実質的な都市封鎖=ロックダウンを行うということです。きのうの新型コロナウイルスの市中感染者数は60人で、増加傾向が続いていることや隣接する香港で感染者数が急増しているためとみられます。
具体的には、住宅地や工場は封鎖され、地下鉄とバスは運休となるほか、企業は原則休業かリモートワークとなります。ほとんどの店舗が営業できないとみられますが、医療機関やスーパー、飲食店の宅配サービスは利用できるということです。また、全市民に3回のPCR検査が義務付けられます。
深セン市は人口およそ1700万人で、通信機器最大手のファーウェイなど多くのハイテク企業が本社を構えることから“アジアのシリコンバレー”とも呼ばれ、ロックダウン状態になることで影響は世界の経済に広がりそうです。
(14日01:16)
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