【現地報告】青森・八戸市内などで「震度4」津波注意報も 寒さに耐えて余震を警戒 発生から5日目
青森県で発生した震度6強の地震から12日で5日目となります。一部地域では「震度4」の地震が観測され、直後に津波注意報も発表されました。八戸市内から中継です。
（取材・報告＝的井文謙 記者）
（的井記者）
八戸市内の「みろく横丁」から中継でお伝えします。青森県では、きょう正午ごろ、震度4の地震を観測し、一部の地域では津波注意報も発表されました。
地震発生時、私はここから車で30分ほど離れた三沢市内で取材をしていたのですが、私自身、当時は強い揺れを感じました。
「午前11時45分です。三沢市内で今、大変強い地震の揺れを感じています」
「午前11時52分の三沢市内です。雪が降りしきる中、サイレンが鳴っています」
地震発生時、周囲の方々は「気をつけて」と声を掛け合っていたり、街の中には、注意を呼びかけるサイレンが鳴っていたりと、街の中は緊張感に包まれました。
また、後発地震注意情報が発表されていることもあり、八戸市内でも住民から不安の声が聞こえてきました。
住民
「この間と同じで、ちょっと揺れが強かったです。この間も横揺れもすごかったんですけど、今は縦揺れで、下からずずずんってくる感じで怖かったです」
「毛布とかは車に積むようにして、貴重品は常に持ち歩くようにしています」
8日の地震で、このように壁が崩落したりと被害が確認された八戸市内、余震での被害の拡大が心配されましたが、現状、拡大は確認されていないということです。
また、経済活動も大きな影響はないということで、こちら「みろく横丁」も通常通り営業を行っているということです。
（中谷しのぶキャスター）
今も雪が降り続いていますが、寒さはどうでしょうか？
（的井記者）
朝から雪が降ったり止んだり繰り返していて、今も雪が降っているんですが、このように雪が積もっている状況です。最低気温は氷点下4.1℃と非常に寒くなっています。週末はさらに冷え込む八戸市内、寒さに耐えながら余震を警戒しなければいけない厳しい状況が続きます。
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