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福島第一原発事故から11年 デブリ取り出し見通せず(2022年3月12日)
福島第一原発事故から11年となりましたが、原子炉の中で溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料デブリ」の取り出し作業は、今も全く先が見通せず、廃炉は困難を極めています。
この黒い塊は先月、福島第一原発1号機で水中ロボットが撮影したもので、燃料デブリの可能性があります。
これで1号機から3号機まで、デブリと見られるものの姿を捉えることには成功しました。
しかし・・・。
原子力規制委員会・更田豊志委員長:「(燃料デブリを)いつまでに片付けられるか、年限を区切ったエンドポイント(終点)を確定させた議論というのは、私は事実上、不可能だと思っています」
国や東京電力は「あと29年で廃炉」と主張していますが、更田委員長は「廃炉までの年数を確定させるのは技術的に不可能」だと話し、「29年」は「意気込み」だと指摘しました。
というのも、デブリの量はおよそ880トン。
取り出し一つとっても、29年で終えるには毎日、休みなく80キロ以上取り出さなければなりません。
長年、廃炉を研究する宮野廣さんは、こう指摘します。
日本原子力学会福島第一原発廃炉検討委・宮野廣委員長:「(廃炉工程を)そろそろ、見直しをしてもいい時期に来ていると思う。百年先まで見越して、これから(この)ステップでやろうというのを提示できると、皆さん、方向が一緒になって良い具合に進むのではないか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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