EU首脳会議、ウクライナ支援継続も「EU加盟」で具体的言及無し
EU=ヨーロッパ連合はフランスで首脳会議を行い、ウクライナを引き続き支援することで一致しました。一方、EUへの加盟については具体的な表現を避けています。
EUは、フランスのベルサイユで10日から2日間の日程で首脳会議を開いています。
初日はロシアによるウクライナ侵攻についてロシアに対し直ちに無条件で停戦し、軍を撤退するよう要求。ウクライナに対しては財政や人道などの面で引き続き支援するとの声明を出しています。また、ロシアやベラルーシへの新たな制裁を迅速に強化する用意があるとも強調しました。
一方、ウクライナが求めているEUへの加盟については「今後も絆を強め、協力を深めていく」という表現にとどめています。
ウクライナのEU加盟をめぐっては同意を示す国もある一方で、フランスのマクロン大統領が10日、「戦争中の国と加盟の手続きを始められるとは思わない」と発言するなど意見が分かれています。
(11日19:29)
コメントを書く