ウクライナ国境の様子は・・・ 多くの避難民 支援も
ウクライナ南西部、ルーマニアとの国境検問所に続く道にあきば記者がいます。あきばさん、そちらの様子はどうでしょうか。
テレブレツェの検問所から少し北上してきました。あちらが検問所です。そこからずっと車の列です。ここまで100台ほど。支援関係の車などは、もう一つの車線を走行していくことができます。
ここから国境に到達するまでにまだまだ時間がかかると見られますが、みなさん、ここまで来るのにも長い時間がかかっています。キエフのほうから来た方は、まる二日かかってここにたどり着いたと言っていました。
もちろんキエフは遠いんですが、間にたくさんの検問所があってそこが渋滞しますし、またガソリンスタンドでガソリンを買うのにも3時間かかったとも言っていました。
いわゆる人道回廊での避難が始まったということですが、そうなると、さらに混雑が増える可能性もあります。
Q.街の人道支援物資を配るセンターを取材していましたが、あそこで働いている人たちはどういった人たちなんでしょうか。
多くはボランティアの方たちです。もちろん地元の方もいれば、国内避難民の方たちもいます。お話を聞いた中にはキエフ近郊から避難してきたバイオテクノロジー専門の科学者の方もいらっしゃって、何かの役に立ちたい、と働きに来ているんだと言っていました。
まさに善意が充満しているような建物でしたが、一方で「重要施設なので、外側は撮影禁止です」と言われるなど、戦線から遠く離れていても緊張感が伝わってきました。
(09日17:59)
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