高さ100メートルのわら縄作り進む　祇園祭の山鉾の組み立て用で6月末迄に600玉　京都・福知山市

高さ100メートルのわら縄作り進む　祇園祭の山鉾の組み立て用で6月末迄に600玉　京都・福知山市

　京都府福知山市では、祇園祭の山鉾の組み立てに使われるわら縄作りが行われています。

　京都府福知山市三和町の田尻製縄所では、約30年前から祇園祭の「山」と「鉾」の組み立てに使われるわら縄を製造しています。

　祇園祭の山鉾は縄だけで組み立てる「縄がらみ」と呼ばれる技法が使われていて、質の良いわら縄が欠かせません。ここでは、地元や山陰地方などから取り寄せた稲を使用し独自の改良を加えた技術でしなやかで強い縄を作ることができるということです。

　1玉100メートルほどのわら縄を約600玉作る予定で、作業は6月末まで行われます。

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