日本のとるべき道は?民間人の避難開始も終結見えず(2022年3月8日)
ウクライナ北東部で日本時間8日午後4時から一時停戦し、民間人の退避が始まりました。世界中がまさかと思ったこのロシアの軍事進攻について今後、日本が取るべき道はどう考えればよいのでしょうか。
ウクライナ大統領府は日本時間の午後5時すぎ、北東部のスムイで市民らがバスで退避を始めたとする動画を投稿しました。
ロシア国防省と支援にあたる赤十字が正式に合意したルートで中部のポルタワに向かう予定です。
しかし、状況が改善する大きな進展は見られず・・・。依然、協議は平行線のままです。
この日、アメリカ国防総省の分析結果が発表され、ロシア軍はウクライナ周辺に集結されていた戦力のほぼ、すべてを投入、これまでに625発以上のミサイルが発射されたとのことです。
激しい攻撃にさらされるウクライナですが・・・。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「侵略者が発砲し、すべての人を追い払おうとしている時、私たちはあなたたちとともに恐れていない。あなた方は引き下がらない。私たちは引き下がらない」
その言葉の通り、ウクライナ各地ではロシアの軍事侵攻に激しい抵抗をみせています。
ミコライウ州・キム知事:「ウクライナからこんにちは! 私たちは空港を取り戻しました」
ウクライナ南部ミコライウ州の知事がロシア軍が侵入した国際空港を奪還したと報告する動画を投稿したほか、ウクライナ海軍は南部の都市オデッサでロシア艦船を撃退したとする動画を公開しています。
また、各国からは援助の手が伸びています。
ウクライナに到着したのは、イギリスやカナダ、アメリカなどの国旗のバッジを付けた、海外からの義勇兵です。
さらに、日本政府もウクライナ支援のため、身を守るための防弾チョッキやヘルメット、防寒服などの提供を決定。ポーランドに向けて輸送する予定です。
その一方、風当たりが厳しくなるロシア。相次ぐ経済制裁のほか、世界企業も続々とビジネスを停止に。
こうしたなか、ロシア政府が公開したのは「非友好国リスト」。
経済制裁を科したEU(ヨーロッパ連合)やイギリス、アメリカ、そして制裁に同調した日本など40以上の国と地域が指定され、今後は非友好国の企業などが投資する際にはロシア政府の許可が必要になるなどとしています。
果たして、今後、日本はどう動くべきなのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く