「謝っとらへんわお前!」相次ぐ“カスハラ”被害 名札をイニシャルや仮名に…企業などで対策広がる
カスタマーハラスメント(カスハラ)の被害が相次いでいます。カスハラとは、顧客や取引先からの嫌がらせ、理不尽なクレームを受けるものです。企業では、深刻な事態もあるとして、実態調査や対策に乗り出しています。
お客様は、“神様”でしょうか…?
乗客
「なんだお前、謝りもせずにたわけ!」
タクシー運転手
「いや謝りましたよ」
乗客
「バカ野郎!コラ!」
タクシー運転手
「謝りましたよ、謝りました」
乗客
「謝っとらへんわお前!バカ野郎!言い訳するなたわけ!何だその目つきは!」
タクシーの目的地をめぐって、食い違いがあったことで、怒りをあらわにした乗客。乗客が降りたあと、女性ドライバーは泣きだしてしまいました。
この会社では、以前から客からの不当な要求が相次いでいて、数か月前から車内に迷惑行為を禁止する案内を出しているほか、状況によっては乗車拒否や慰謝料の請求をする可能性もあるとしています。
乗客
「老害が!マジで!」
客からの迷惑行為“カスハラ”。その実態は―。
会社経営
「『死ねよ』とか言われますし、『ブス』とかも。容姿が気に食わなくて怒られるとか、ふつうに全然あります」
予約センター勤務(当時)
「本来用意できる範囲以上の補償を求めてきたり、金銭的な要求が多かった」
生花店
「品質の部分を全く見ずに値段だけで言われちゃう。『高いね』『ぼったくり』とか言われないわけではない」
“カスハラ”をめぐっては去年、豚まんで知られる「551蓬莱」の男性社員の遺族が、自殺はカスハラなどが原因だとして、国に労災として認めるよう訴えを起こしています。訴状によると、自殺した男性社員は、客から「死ね」や「ボケ」などの暴言を繰り返し浴びせられたということです。
労働組合「UAゼンセン」佐藤宏太さん
「“お客様は神様です”という考え方のもと、顧客対応している実態がある」
5日、労働組合が報告した“カスハラ”の実態調査では、全体の約半数が「直近2年以内で被害にあったことがある」と回答したということです。
また調査では、被害を受けた人の3割以上が「謝り続けた」と回答。そして全体の約半数が、「企業で特に対策はなされていない」と答えています。
一方、市民の窓口では、カスハラ被害を防ぐ対策が始まっています。
奈良・葛城市役所 いしだ課長
「もともとは漢字のフルネームの表記でございます。新しいデザインがこちらになります」
奈良県の葛城市役所では、6月から職員の名札をひらがなの苗字のみに変更。市民にとっては読みやすくしたうえで、個人名の特定を防止したい考えです。
奈良・葛城市役所職員
「実名をSNSに掲載されるのが一番怖いと感じています。(今回の対策で)不安は解消されているかと思います」
奈良・葛城市役所職員
「今後、安心感はあると思っています」
奈良・葛城市民
「個人的なプライバシーもあるんちゃいます。時代やからしょうがないんちゃいます」
また、コンビニのローソンでは名札のイニシャル表記を、ファミリーマートでは仮名での表記を認めるなどの対策をはじめました。
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