【独自】中国首相が処理水めぐり日本批判せず G20サミット(2023年9月10日)
インドで開幕したG20サミットの会議で、中国が処理水を巡り日本への批判をしていなかったことが分かりました。現地から報告です。
(政治部・千々岩森生記者報告)
政府関係者によりますと、岸田総理より先に順番が回ってきた中国の李強首相からは処理水に関する発言も、そして、日本を批判する言葉も聞かれませんでした。
岸田総理は9日の会議で、中国を念頭に「突出した行動を取っている」と述べ、(日本の)水産物の輸入停止を批判しました。
ただ、李強首相が日本を批判しなかったため、岸田総理も中国を名指しすることは避け「一部の国が」との表現にとどめました。
李強首相は、6日には「核汚染水」という言葉を使って日本を強く批判しましたが、7日はトーンを下げてきていました。
輸入停止がすぐに解除される可能性は低いものの、日本政府は、中国の出方に変化が表れるのかどうか慎重に分析する方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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