岐阜 介護施設で相次ぎ死傷 元職員の男に懲役12年(2022年3月8日)

岐阜 介護施設で相次ぎ死傷 元職員の男に懲役12年(2022年3月8日)

岐阜 介護施設で相次ぎ死傷 元職員の男に懲役12年(2022年3月8日)

 5年前、岐阜県高山市の介護老人保健施設で入所者2人に暴行を加え、死傷させた罪に問われた元職員の男に懲役12年の判決が言い渡されました。

 判決によりますと、介護施設「それいゆ」の元職員・小鳥剛被告(36)は、2017年に入所者の当時87歳の女性の首を絞めるなどして死亡させたほか、別の高齢女性に骨折などのけがをさせました。

 裁判では弁護側が「直接証拠がなく、介護中の事故の可能性がある」などとして、無罪を主張していました。

 判決で岐阜地裁は、「通常の介助では起こりえない傷害が強い暴行によって生じた」などとして、小鳥被告に検察側の求刑通り懲役12年の判決を言い渡しました。
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