パリに続く高速道路などをトラクターで封鎖 農家らが「生活苦」訴えデモ #shorts
フランスでは「生活苦」を訴える農家らによる抗議デモが1週間近く続いていて、1月26日にはパリに続く高速道路などがトラクターで封鎖されました。
フランスでは農家らが燃料の高騰や増税、安い農作物の輸入のほか小売業者からの値下げ圧力などを理由とした抗議デモを1週間近く続けていて、26日にはパリ中心部に続く高速道路など、およそ80カ所で道路が封鎖されました。
穀物農家
「(所得は)月に1000ユーロ(16万円)前後です。食と住を考えたら生活には不十分です。肥料代は3倍になり、トラクターの燃料は2倍です。一方で販売価格は下がる一方。これでは無理です」
この事態を収束させるため、今月就任したばかりの34歳のアタル首相が農家らと面会し、トラクターなど農作業用車両の燃料にかかる税金を段階的に廃止することなどを発表しました。
これを受けて、農家の組合の一部が封鎖を解除したものの、「対応策が不十分」だとして封鎖を続けている場所もあります。/a>
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