大谷翔平が小学生に贈ったグローブ なぜ市役所に展示? 市長は興奮も…批判が殺到【グッド!モーニング】(2024年1月26日)
大谷翔平選手が小学生に贈ったグローブが市役所に展示されたところ、思わぬ批判が寄せられました。
■“大谷グローブ” なぜ市役所に展示?
メジャーリーガー・大谷選手が子どもたちに贈った、およそ6万個のグローブ。先月末から日本各地の小学校に届き、喜ぶ声が響き渡りました。
しかし、大分県別府市では、子どもたちにグローブが届いていません。一体、どこにあるのでしょうか?
グローブは、別府市役所の玄関ロビーに置かれたガラスケースの中にありました。
見物に来ている人の姿もありました。
見学に来た人
「素晴らしいですね。大谷選手が使っているのと同じですから」
なぜ、子どもに届けられず、市役所に展示しているのでしょうか?
■市長は興奮「キター!!」 批判が殺到
大分県別府市役所の玄関ロビー。ガラスケースに展示されているのは、ドジャース・大谷選手が子どもたちに贈ったグローブです。
子どもたちに届くことなく、なぜ展示されているのかというと…。
別府市の長野恭紘市長のSNSには、「キター!!」「私が見るだけではもったいない!という事で、市役所正面入口に当面飾ります!」といった投稿がありました。
グローブは、教育委員会からの提案もあって展示したというのです。
これに対して、「なぜ子どもに届けず、展示をするのか」という批判の声が上がっています。
別府市民
「見せたかった気持ちは分かるんですけど。大谷選手は子どもにあげるために、使ってほしくて贈った物。他の人に見てもらうために、贈ったものじゃないじゃないですか」
別府市民
「一般の人が見るのも大事かと思うんだけど。大谷さんの気持ち考えたら、見せ物じゃないんだから。早く実用的に子どもたちに届けたほうがいいと思うよ」
厳しい意見が相次いでいることに、市長はこう話します。
長野市長
「少し1週間くらい、10日くらい遅くなるけれども、市民の皆さん方も見たいと言っているので。見せてあげたら喜ぶよねというようなことが、やっぱりこの気持ちが大事かな。我々はそういう思いで」
グローブは「小学校の校長たちから盗難などを懸念する声があった」ため、一時的に市で保管して展示。30日に行われる校長会で配布する予定だったとしています。
しかし、批判の声を受けて、別府市は30日の校長会を待たず、26日に各小学校へ配布することになりました。
(「グッド!モーニング」2024年1月26日放送分より)
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