「司法の場に立たせること」医師 「理解してくれる内容」遺族 京アニ事件死刑判決【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月26日)

「司法の場に立たせること」医師 「理解してくれる内容」遺族 京アニ事件死刑判決【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月26日)

「司法の場に立たせること」医師 「理解してくれる内容」遺族 京アニ事件死刑判決【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月26日)

 青葉真司被告(45)は2019年、京都市にある京都アニメーションのスタジオに放火して、社員36人を殺害した罪などに問われています。

 自身も全身に大やけどを負いましたが、治療を経て、一命を取りとめました。

 25日に開かれた判決公判で、車椅子で法廷に入った青葉被告。裁判長は、結論にあたる主文を後回しにし、判決理由から先に読み上げました。

 そして、裁判長は青葉被告に死刑を言い渡しました。最大の争点は、被告に刑事責任能力があったのかどうかでした。

裁判長
「被告は犯行時、心神喪失状態にも心神耗弱状態にもなかった。被告人の罪責は極めて重く、死刑をもって臨むほかない。よろしいですね?」

 裁判長の問いに、青葉被告は深くお辞儀をして応えました。判決を受けて、遺族はこう話します。

寺脇(池田)晶子さんの夫
「晶子も子どもも納得いくというか、理解してくれる内容であったと感じています。ポロポロ涙が出てきたのは、安堵(あんど)感とこれからの不安じゃないかなと」

 青葉被告を治療した医師が取材に応えました。

鳥取大学医学部付属病院 高度救命救急センター 上田敬博教授
「(青葉被告は)存在する価値も生きている価値もない自分を、どうして必死に救命するのかが分からないというふうに、何度も何度も尋ねていました。一番大切なのは、犠牲になった方とかご遺族とか被害に遭った方、被害者のご家族にとって、死に逃げをさせてはいけないといいますか。司法の場に立たせるということが、自分たちの職務の一つではないかというところにつながって。それに関しては、自分らの手を離れるまでは一貫して変わらなかった」

(「グッド!モーニング」2024年1月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事