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「レジして出ていくまでだけはお客様の日常でありたい」地域に支えられ… 再開したパン屋 地震前と同じように販売することに葛藤も 能登半島地震|TBS NEWS DIG
シリーズ「現場から、」です。能登半島地震の被災地石川県輪島市。困難に直面する人はまだたくさんいる中、日常を取り戻すことの大切さを噛みしめながら地域に生きる人たちもいます。
「(店に)入ってレジして出ていくまでだけはお客様の日常でありたい」
輪島市のパン店「くまのおうち」の店主、古川まゆみさん。店内には、さまざまな種類のパンが並んでいます。古川さんは2人の姉とともに店を営んでいます。しかし、1日の地震でちゅう房にあった冷蔵庫が倒れるなど、被害を免れることができませんでした。
水道も電気もない中で、古川さんたちは翌日からストックしていた冷凍のパンを地域の人たちに無料で提供しました。
くまのおうち 古川まゆみさん
「『オープンの時よりも行列だね』。常連さんたくさんいたので、涙してハグして『良かったね、とりあえず生きてるだけでよかったね』。うちのマイバックを握りしめて、パンを買いにくる人がいて」
3日の夜には電気が復旧したものの、断水は今も続いたまま。それでも地域で水の支援を受けるなどし、発災から4日目にパンを作ることができるようになりました。
くまのおうち 古川まゆみさん
「まず、私たち家族が元気でいられるようにするにはパンを作ること」
7日からは販売を再開。地震前と同じように販売することに葛藤もあった古川さんですが、その背中を押してくれたのは地域のお客さんです。
くまのおうち 古川まゆみさん
「私たち今、パンはお金を取って販売している。やっぱり無料だと取りに来づらい、たくさんもらえない方がすごく多くて。『お金取ってごめんね。みんなボランティアなのにごめんね』って言いながらお金を取っていが、みんな『何言っとるん、お金取ってま。でないと私たち生きてけんから』その言葉が一番支えになった」
客
「今、みんな避難してきているので一緒に。助かって、本当」
また、市内の別の店舗でも今月10日から1日2時間程度、営業を再開することができました。
災害ボランティア
「全部買ってもいいが、そうすると買いに来る方がいると思うので。1日も早くね、本当に頑張ってくださいね。みんな日本中で応援していますから」
くまのおうち 古川まゆみさん
「皆さんにパワーを送って、頑張ります」
少しずつではあるものの「前を向く」。そんなメッセージを地域のパン屋さんは出し続けています。
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