「身の引き締まる思い」愛子さま 日本赤十字社の職員に 日頃から福祉活動に関心【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年1月23日)

「身の引き締まる思い」愛子さま 日本赤十字社の職員に 日頃から福祉活動に関心【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年1月23日)

「身の引き締まる思い」愛子さま 日本赤十字社の職員に 日頃から福祉活動に関心【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年1月23日)

 天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが4月から日本赤十字社で勤務されることが内定しました。愛子さまは「微力ではございますが、少しでも人々や社会にお役に立つことができれば」と話されています。

■日赤職員に ボランティアへの思い

愛子さま
「日頃から関心を寄せている日赤の仕事に携われることを、うれしく思うと同時に身の引き締まる思いが致します」

 今年3月に学習院大学を卒業される愛子さま。4月から勤務される日本赤十字社は、東日本大震災や能登半島地震でも災害救護活動などを行っています。

 愛子さまは2022年、成年皇族として初めて行った会見で、ボランティア活動への思いを語られました。

愛子さま
「ボランティアとして被災地で活躍されている方々の様子をテレビなどの報道で目にしまして、人の役に立とうと、懸命に活動されている姿に非常に感銘を受けました。私自身、災害ボランティアなどのボランティアにも関心を持っております」

 人や社会の役に立ちたいという思いは、22日に発表されたお気持ちでも明かされています。

愛子さま
「これからもさまざまな学びを続け、一社会人としての自覚を持って仕事に励むことで、微力ではございますが、少しでも人々や社会のお役に立つことができればと考えております」

■熱心に学ばれる姿 皇室での歩み

 愛子さまは22年前、たくさんの祝福のなか誕生されました。

雅子さま
「本当に生まれてきてありがとうという気持ちでいっぱいになりました。今でも、その光景は、はっきりと目に焼き付いております」

 愛子さまの誕生を喜ばれた両陛下。小さいころには、陛下が自ら絵本の読み聞かせをされたこともありました。

愛子さま
「パパも!」

天皇陛下
「おーい、モリゾー。声を聞かせてくれよ」

小学校にあがると、運動会のリレーではガッツポーズで喜ばれる様子が話題になりました。また、愛子さまは子どものころから、日本の歴史や文学に興味を持たれていました。

天皇陛下
「雅子も私も、愛子の勉強を見ることがありますが、内容の難しさに驚くこともしばしばです」

 陛下も愛子さまの勉強熱心な姿に驚かれたといいます。

 さらに、文学以外にも生き物が好きだという愛子さま。静養先では、皇后さまからトンボについて尋ねられることもありました。

雅子さま
「何トンボ?」

愛子さま
「ミヤマアカネ。違った、アキアカネ」

■福祉活動に関心 ゆかりある日本赤十字社へ

 そんな愛子さまは大学での授業などを通じて、日頃から福祉活動に関心を持っていたといいます。

 そして去年10月には、ご一家で日本赤十字社を訪問されました。

 日本赤十字社は皇室とのゆかりが深く、歴代の皇后さまが代々、名誉総裁を務められています。

 訪問では関東大震災の特別展示などを熱心に鑑賞していた愛子さま。その時のご様子について、解説を行った担当者はこう話します。

日本赤十字社 解説をした担当者
「消毒液とか様々な薬品をご覧になっていた時に、私が説明する以前に、愛子さまの方が日赤の展示物を先にご存じでいらっしゃたことに驚きました」

 愛子さまは日本赤十字社の活動への理解を深めるなかで、赤十字の活動に携わることを自ら希望されたといいます。

 一方、今回の内定発表に関して、両陛下がお気持ちを明かされました。

天皇皇后両陛下
「愛子が日本赤十字社の嘱託職員として受け入れていただくことになったことをありがたく思います。この春から、日赤の一員として仕事に従事することにより、多くの人のお役に立てるよう努力を続けるとともに、社会人の1人として成長していってくれることを願っています」

 今後、愛子さまは嘱託職員として、公務と両立しながら勤めていくということです。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年1月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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