共犯者は?床下に夫婦の遺体“遺棄”か 逮捕の女 長男と“金銭トラブル”【スーパーJチャンネル】(2024年1月19日)
住宅の床下から夫婦の遺体が見つかった事件です。逮捕されたのは近くに住む30歳の女でした。1人で2人の遺体を遺棄することはできるのでしょうか。
■女の素顔は 夫婦を床下に“遺棄”
謎だらけの事件。徐々に分かったことがあります。
騒然とする東京・足立区の住宅街。50代の夫婦が自宅の床下から遺体で見つかった事件。19日未明、大きな動きがありました。カメラを気にしてか、うつむく女。夫婦の遺体を遺棄したとして逮捕されたフィリピン人のモラレス容疑者です。
遺体が発見されたのは18日夕方。現場は足立区にある一軒家。16日朝、この家に住む長男が自宅を出て、午後8時すぎ帰宅。室内に血痕があるのを確認し、110番通報します。
長男の110番通報
「仕事から帰宅すると両親がおらず、自宅内を確認すると床面から血痕が見つかったので110番通報しました」
その後、床下から両親である高橋徳弘さん(55)、妻の希美江さん(52)の遺体が見つかります。その遺体について分かったことがあります。捜査関係者によりますと、2人の遺体には複数の刺し傷があったということです。また、遺体は服を着た状態でシートに包まれていたことが分かりました。
■「普通の家庭」3人家族に何が
近隣住民
「普通の、極端に派手でもない普通の方」
「(Q.近所トラブルは?)全然ない。そういうのは」
この家に住んでいたのは両親と30代の長男、3人。長女もいますが、普段はこの家に住んでいません。近所のそば店は、年末にも出前を運んだそうです。
そば店
「(注文は)3人前あったかな。普通の家庭と同じ。奥さんが支払う」
死体遺棄の疑いで逮捕されたモラレス容疑者。気になるのは一家との関係です。金銭トラブルがあったことが分かりました。
■逮捕の女 長男と“金銭トラブル”
足立区で夫婦2人の遺体を遺棄したとして逮捕されたフィリピン人のモラレス容疑者。一家との関係で分かったことがあります。
近隣住民
「(長男は)近所にすごく愛想も良い。車出る時も自分から率先して『おはよう』『こんにちは』と気さくな息子」
遺体が発見されたのは北千住駅近くの住宅。モラレス容疑者は400メートルほどにあるマンションに住んでいました。捜査関係者によると、長男と以前交際し、金銭トラブルがあったそうです。
■1人で“夫婦の遺棄”可能?共犯者は
気になるのは、1人で2人の遺体を遺棄することは可能かということ。
元警視庁捜査1課 副島雅彦氏
「1人でできないことはない。例えば床下収納スペースがあるが、ふたを開けて中に入れることは(土を)掘らなくてもできる。隙間はあるので」
取り調べに対し、「私は知りません」と容疑を否認しているモラレス容疑者。警視庁は、他に犯行を手伝った仲間がいる可能性も視野に死因について調べる方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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