能登地震 津波押し寄せた温泉銭湯 湧き続ける源泉で再開目指す 珠洲市(2024年1月19日)

能登地震 津波押し寄せた温泉銭湯 湧き続ける源泉で再開目指す 珠洲市(2024年1月19日)

能登地震 津波押し寄せた温泉銭湯 湧き続ける源泉で再開目指す 珠洲市(2024年1月19日)

 能登半島地震で建物が倒壊した石川県珠洲市にある温泉銭湯で源泉が湧き続けているのが見つかり、経営者の男性は再開を目指すことを決めました。

 市の南部にある珠洲温泉宝湯は、明治中期に創業した100年以上の歴史がある温泉で、観光客や地元の常連客に愛されていましたが、地震で建物が倒壊し、宿泊施設の別館には津波が床下まで押し寄せました。

珠洲温泉宝湯 橋元宗太郎代表
「がれきの下、こうやって顔を突っ込んだら、(源泉が)ちょろちょろ湧いていたので」

 橋元さんは、残っている源泉と別館の湯船を利用して、被災者や復旧作業にあたる人のために温泉を続けたいといいます。

珠洲温泉宝湯 橋元宗太郎代表
「なんとか皆さんのお役に立てればなと思って常連のお客さんが1人亡くなられましたけど、寒い思いして亡くなられたので、亡くなられたお客さんに入ってもらって、成仏をしてもらいたいなっていう、まず最初にまた沸かしたら、入ってもらう気持ちで」

 電気もまだ復旧していない状態ですが、家族の協力を得ながら来月の再開を目指します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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