「中絶した女性に殺人罪」法案審議 米ルイジアナ州(2022年5月7日)

「中絶した女性に殺人罪」法案審議 米ルイジアナ州(2022年5月7日)

「中絶した女性に殺人罪」法案審議 米ルイジアナ州(2022年5月7日)

 アメリカ南部ルイジアナ州議会で人工妊娠中絶をした女性を殺人罪に問う法案が提出され、アメリカで波紋が広がっています。

 共和党議員・マコーミック氏:「中絶は人間の命を終わらせる行為。命を奪うことは殺人であり違法だ」

 ルイジアナ州議会の下院委員会は4日、中絶した女性を殺人罪に問う法案を7対2の賛成多数で可決しました。

 ルイジアナ州では妊娠20週が経過した胎児を中絶した医師らを罰する法律が制定されていますが、今回の法案では、受精の瞬間からすべての中絶を禁止にするほか、女性に殺人罪を科すことを求めています。

 保守派の共和党議員は「生まれていない子どもたちを他の人と同様に法律によって守る」などと主張しています。

 この2日前には、アメリカの連邦最高裁が中絶をする女性の権利を認めた過去の判決を覆す意見書をまとめた草案が明るみになり物議を醸していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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