火の海と化す住宅「本当に地獄」・・・生配信中にミサイル落下“爆発の瞬間”【羽鳥慎一モーニングショー】(2022年3月7日)

火の海と化す住宅「本当に地獄」・・・生配信中にミサイル落下“爆発の瞬間”【羽鳥慎一モーニングショー】(2022年3月7日)

火の海と化す住宅「本当に地獄」・・・生配信中にミサイル落下“爆発の瞬間”【羽鳥慎一モーニングショー】(2022年3月7日)

 ウクライナでは、首都を巡る攻防が激しさを増しています。キエフ近郊の街では、ロシア軍の砲撃を受け、高層マンションが崩壊するなど、多くの民間人に被害が出ています。

■首都近郊の街・・・高層マンション崩落

 撮影者:「誰かが、ボロディアンカの被害写真は、偽物だと言っていた。でも、これを見て下さい。これが、ロシアがやった現実です」

 黒く焼け焦げたビル。店の壁も崩れ落ち、原形をとどめていません。

 キエフ近郊の街・ボロディアンカ。高層マンションは、中央部分が砲撃を受け、崩落。真っ二つに割れています。

 去年8月に撮影された街の様子では、白い高層マンションが立ち並び、たくさんの木が生い茂る自然豊かな街でした。

 しかし、一夜にして街は焼け野原に・・・。いまだ、炎が燃え盛っている部屋もあります。

 道路には、真っ黒に焼け焦げた車があります。100人以上が生き埋めになっている可能性があると、地元メディアは報じています。

 キエフ州知事は、ボロディアンカがロシア軍に制圧され「ほぼ破壊された」と発表しました。

■砲弾“真横直撃”・・・首都キエフ攻防戦

 キエフ郊外の街・イルピン。

 「あいつらは、子どもや一般人を狙っている」

 ロシア軍から攻撃を受ける現場に駆け付けた、ウクライナ軍兵士と思われる男性です。

 しかし、男性の真横に砲弾が直撃。負傷した男性が救出されていきます。

 教会の前にも、倒れ込む負傷者がいます。人々は救出に向かいます。

 「ドクター!ドクター!」

■「本当に地獄」ミサイル“落下爆発”

 ロシア軍による攻撃は、ウクライナの各地に広がっています。

 動画撮影者:「本当に恐ろしい」

 ウクライナ北部の街・チェルニヒウ。未明の空が真っ赤に染まっています。

 大きな爆発、轟音(ごうおん)が響き渡ります。火の海と化した住宅。撃墜されたロシア軍の戦闘機が直撃しました。

 自宅が被害を受けた女性:「これは私の家よ。私の家だった。地下室にいたおかげで生き残りました。本当に地獄です」

 ウクライナ第2の都市・ハリコフから生配信された映像では、男性が視聴者に向かって語り掛けています。

 空を見上げた次の瞬間、すぐ近くにミサイルが落ち爆発。急いで近くのシェルターへと逃げ込みました。

 動画撮影者:「下へ行け、下へ行け」

■ライフライン遮断・・・食料求め長蛇の列

 ウクライナ南東部の湾岸都市・マリウポリ。ロシア軍の激しい砲撃を受け、電気や暖房、水道などのライフラインが止まっています。

 街中に響き渡る砲撃音。スーパーマーケットも砲弾に襲われ、黒煙が立ち上っています。

 爆発で散らばった商品を回収する住民たち。食料品の調達もままならず、大型ショッピングセンターには、長蛇の列ができています。

 マリウポリ市民:「皆、たくさん買っていって、商品棚が空っぽでした」

 ライフラインが遮断された影響は、病院でもありました。

 暗い廊下はけが人であふれ、医師が小さいライトを照らし、治療にあたっていました。

 医療従事者:「鎮痛剤が不足しています。休憩なしで、すでに1週間以上働いていて、問題は山積みです」

■1歳半の男の子・・・爆弾破片が直撃

 他の病院では・・・。

 父親:「早く!早く!」

 運ばれた1歳半の男の子。自宅近くに砲弾が落ち、破片が頭部を直撃したといいます。

 小さな命を救うため、医療チームは懸命な処置を行います。

 医療チーム:「血圧が・・・」

 母親も治療を見守りますが・・・。

 医療チーム:「頭の向きを変えよう」

 母親:「助けられなかったの・・・。どうしてもダメだったの・・・」「どうして・・・。どうして助けられなかったの・・・」

(「羽鳥慎一モーニングショー」2022年3月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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