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「どんな悩みでも相談を」子どもの自殺対策とは?(2023年8月21日)
中高生の自殺が1年で最も多いのが夏休み明けです。子どもの自殺が去年、過去最多となるなか、夏休みがまもなく終わる今、防ぐためにできることを考えます。
21日、歌舞伎町で行われたイベント“きみまも”。いわゆるトー横での青少年の悩みや被害の実態などを皆で考えることを目的に開催され、アベプラMC・大空幸星さんや呂布カルマさんが登壇しました。
呂布カルマさん:「ここに来た子どもたちを食い物にする大人たち、気を付けるのは大人たちなんだなというのを改めて感じました」
大空幸星さん:「苦しい気持ちを抱えている人同士で集まることによって、さらに苦しくなっちゃうみたいなそういう状況で私たちの窓口に相談に来られる方も多い」
さらに20日、東京・世田谷区の二子玉川駅では。
大空幸星さん:「相談窓口の情報を記載したステッカーを皆様にお配りしています」
大空さんが代表を務めるNPO法人「あなたのいばしょ」がキャンペーンを実施。親子が行き交うなか、相談窓口を周知してもらうためステッカーの配布を行ったのでした。
実は、連日こうした活動をするのには大きな訳が。
大空幸星さん:「8月31日の夜、新学期が始まる前日は子どもの自殺が増える時間帯なんですよね。大事なのは悩みを抱えないことや苦しまないことではなくて、悩みを抱えた時に適切に瞬時に相談窓口であるとか、周りの人に助けてと言えたり、もしくは気軽に少し自分の気持ちを話すことができる状況だと思うんです」
一方、国も自殺防止に向けた啓発活動を強化。文科省では「YouTube」で相談窓口を紹介する広告を流したり、教育委員会に対して子どもたちの心身の状態や悩みを把握するよう対応を呼び掛けています。
しかし、そもそもなぜ、子どもたちは自ら命を絶ってしまうのか。多くの人が考えるのは「いじめ」ではないでしょうか。
ただ、実は「いじめ」は数ある理由の一つにすぎないのです。厚労省の調査によると「学業不振」や「親子関係の不和」が引き金となるケースが多いよう。
では、それぞれの悩み対し具体的にどんな対策が求められているのか。夏休みが終わる前に考えます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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