いま大地震に見舞われたら…東京都心で発見!誰もが知る「逃げ込める場所」とは 去年オープンの最新スポットも|TBS NEWS DIG
今回の地震で、この国のどこで大きな地震が起きてもおかしくないことを改めて知ることとなりましたが、きょうで阪神・淡路大震災からは29年を迎えました。もし街なかで被災したら、どこへ逃げ込めばいいのか。調べてみると、誰もが知る“あの場所”が選択肢になります。
美食に、東京タワーの絶景を添えて。高級ブランドや最新アイテムまで何でも揃う、「麻布台ヒルズ」。もし今ここで、大地震に見舞われたら…。
きょう「麻布台ヒルズ」で、震災対策が公開されました。
記者
「天井が高く、雨の日でも濡れずに移動できるこの通路。災害時には、帰宅困難者を受け入れられるスペースとなります」
現在、内装工事中のこの空間。地下1階にあり、春にはミシュラン店が手がける惣菜店などが軒を連ねる、「マーケット」がオープンします。
災害時、安全が確認されれば、利用客や近くで行き場を失った人を受け入れる「一時滞在場所」にもなります。食料や水、簡易トイレなど、最大3600人が3日間過ごせる分を備蓄。
防災テーマは「逃げ込める街へ」。
実は東京都心には、万が一のときに逃げ込める“誰もが知る場所”が、いくつもあるのです。
ちょうど29年前、6400人以上が犠牲になった阪神・淡路大震災。この震災を機に森ビルは、当時計画段階だった「六本木ヒルズ」の制振装置を強化。また、備蓄倉庫を新設するなど、震災への備えを見直したのです。
大地震のその時、どこで何をしているか、誰にもわかりません。東京・渋谷で聞くと…。
静岡から上京した女性
「(Q.渋谷の避難場所を調べたことは?)いや、ないですね。自分が住んできた区の避難場所しか調べていなくて、他は全然わからないです」
買い物に来た大学生
「(逃げ込む場所は)地元はさすがにわかります。咄嗟にってなると、ちょっと動けなくなっちゃうかな」
では、どこへ向かえばいいのか。
記者
「渋谷スクランブル交差点のすぐ近く。こちらの壁に描かれたアート、実はこれも防災に関連した作品なんです」
流行の発信地ならではの“アートな啓発”をしているのが渋谷区です。
記者
「ここにもありますね。どの作品にも矢印がたくさん描かれています」
渋谷区は災害時、区外から訪れた多くの「来街者」が行き場を失うと想定。特に渋谷駅の周辺で一時的に退避する場所として、明治神宮を含む“代々木公園一帯エリア”などを指定していて、アート作品の矢印は広く、その方向を指しているといいます。
「来街者」には外国人も含まれるため、矢印は“言葉の壁”を越えた防災活動なのです。
突然やってくる大地震。日頃の備えが欠かせません。
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