岸田内閣 官房長官ら4人交代し初閣議 新閣僚ら「大変冷たい逆風」(2023年12月15日)
岸田内閣では官房長官ら4人の閣僚が交代し、初めての閣議が行われました。会見で閣僚らは「大変冷たい逆風」などと、厳しい現状認識を示しました。
(政治部・澤井尚子記者報告)
新たに就任した林官房長官は派閥の政治資金疑惑について、岸田総理が再発防止に向け取り組むと強調しました。
林新官房長官:「政策集団の件でございますが、(岸田)総裁ご自身がですね『党所属の国会議員とひざ詰めで議論を行いながら再発防止や問題点に対応していく』。今後党において、この方針に沿って具体化されていくものというふうに考えております。
斎藤新経産大臣:「大変厳しい冷たい逆風の中で、大臣になったっていう高揚感はみたいなものはありません」
坂本新農水大臣:「私自身、大臣としてしっかり襟を正して政治とカネの問題については、より厳しい姿勢で取り組まなければならない」
岸田総理は今後、政治資金規正法の改正なども視野に与党側との協議を始める考えです。
15日、各閣僚はこれまで批判されてきた「政府としてコメントしない」との表現を控えていて、丁寧に対応する姿勢をにじませています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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