自民党・政治刷新本部2回目会合 派閥の是非を議論「疑念解消か」「人材育成か」(2024年1月16日)

自民党・政治刷新本部2回目会合 派閥の是非を議論「疑念解消か」「人材育成か」(2024年1月16日)

自民党・政治刷新本部2回目会合 派閥の是非を議論「疑念解消か」「人材育成か」(2024年1月16日)

 派閥の政治資金問題を受けて自民党は、政治刷新本部の2回目の会合を開きました。派閥の解消論が多く出た一方で、若手育成などのため派閥は必要だという声も上がりました。

自民党 無派閥 三原参院議員
「派閥というものが国民の皆さんに疑念を抱かれているというところがあると思いますので、まずとにかくここを解消して、そこから、1から議論をスタートすべき」

自民党 二階派 鷲尾衆院議員
「人材育成とか組織をどうまとめていくかというのはすごい大事な点で、政権与党ですから権力をどういうふうに運用していくかは極めて大事な面だ」

 会議は岸田総理大臣も出席し、3時間にわたって行われました。

 150人ほどの議員が出席し、約50人が発言したということです。

 出席者からは派閥を解消して徹底的に刷新すべきだという意見と若手の育成のためにも必要だという両方の意見がありました。

 また、派閥からの推薦人事やパーティーの廃止、政治資金規正法の厳罰化を求める意見も出ました。

 一方、安倍派の議員からは、安倍派を解散すべきだという声が上がりました。

自民党 安倍派 宮沢前防衛副大臣
「清和政策研究会(安倍派)は解散すべきである。そのような意見を申し上げました」

 政治刷新本部は17日、有識者を交えて議論し、来週再び、すべての議員を対象にした会議を開く予定です。

 今月中に中間とりまとめを行う方針ですが、議論が集約できるかは不透明な状況です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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