スペイン北西部の海で大量のプラスチック粒が流出(2024年1月16日)

スペイン北西部の海で大量のプラスチック粒が流出(2024年1月16日)

スペイン北西部の海で大量のプラスチック粒が流出(2024年1月16日)

 先月、ポルトガル沖で船からコンテナが落下し、中に入っていたプラスチックペレットが大量に海に流出しました。流れ着いたスペイン北西部の海岸では、ボランティアらが手作業で回収にあたっています。

 大西洋に面した海岸で、ボランティアが砂をふるいに掛けています。

 集めているのはプラスチック製品などに使われる「プラスチックペレット」という5ミリ以下の非常に小さな粒です。

 先月、ポルトガル沖でコンテナ船から6個のコンテナが海に落ち、プラスチックペレットを詰めたおよそ1000袋25トンほどが海に流れ出ました。

浮遊マイクロプラスチックの専門家 リアム・ド・ハーン氏
「すべてを回収する方法はありません。非常に難しいのです。北極海、さらには北米沿岸などの非常に遠いエリアまで運ばれると予想しています」

 魚や鳥が餌(えさ)と間違えて食べてしまうリスクが指摘されているほか、環境汚染を少しでも食い止めたいと海岸では今もボランティアらが地道な回収作業を続けています。

 地元当局は14日時点で90袋相当を回収したとしていますが、すべてを回収するのは困難とみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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