「新制度になるから始めようかな」日経平均がバブル後の最高値更新 背景に新NISA【報道ステーション】(2024年1月12日)
東京株式市場の日経平均株価が、4日連続でバブル後の最高値を更新しました。
辰年の今年、相場の格言では『辰巳天井』といわれ、株価が高値を付けやすいとされています。日経平均株価は、この1週間で2000円以上も値上がりしています。
ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト・井出真吾氏:「500~600円分は、新NISAの効果があるんじゃないか」
投資で得た利益が非課税になるNISA=少額投資非課税制度。1月から、投資限度額が、年間120万円から360万円になるなど、これを機に投資を始める人が増えています。
1週間前から投資を開始した人:「新NISAがきっかけになりました」
投資を検討している人:「新しく(制度が)変わると聞いたので始めようかなと」
NISAでは、日本株よりも外国株が買われているのが特徴です。なぜ、日本の株価が上がるのでしょうか。
ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト・井出真吾氏:「個人投資家が、外国株ファンドを買うときに、その過程で円からドルに交換する。円安が進む。それが日本の輸出企業の採算を改善させるので、結果的に日本株、日経平均やTOPIXの上昇につながりやすいと」
日本の家計が持つ金融資産のうち1000兆円はいまだ現金と預金です。
ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト・井出真吾氏:「これまで急ピッチに(株価が)上がったので、来週以降は、いったん調整する可能性も十分あるけれども、長い目で見れば、少しずつ上昇していくと見ていい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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