能登地震 仮設住宅の建設始まる 地震発生後 石川県内で初(2024年1月12日)
能登半島地震の発生後、石川県内では初めてとなる仮設住宅の建設が輪島市と珠洲市で始まりました。
(恩田真友子記者報告)
震災前は、グランドゴルフをするなど住民の憩いの場だったという、輪島市西脇町のこちらの広場では、雨が時折降るなか、12日午前10時から測量や杭を打つなどの基礎工事が始まっています。
石川県によりますと、仮設住宅は輪島市で50戸、珠洲市では65戸の合わせて115戸が12日着工し、早ければ1カ月ほどで完成予定だということです。
輪島市と珠洲市は住宅の被害が特に大きく、全容が判明しない状況が続いていて、避難者もおよそ1万6000人と、全体の7割近くを占めています。
建設予定地近くに避難している住民からは、「生まれ育った地区に残りたいので入居したい」という声や、一方、「仮設住宅に住める2年では、家の修理工事は間に合わないと思うので、入居したとしてもその後どうしようもない」という声も聞かれました。
輪島市は県に、4000戸の仮設住宅の建設を要請していて、今後は「より早く」、「より多く」の住宅の建設が可能かどうかが、重要となりそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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