「真冬にクマ」次々出没 岩手・秋田・福井で…冬眠できない?【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月12日)
真冬にもかかわらず、クマの出没が相次いでいます。
■岩手 体長50cmほどの子グマを捕獲
9日、岩手県のショッピングセンターに迷い込んだのは、1匹の黒いクマ。クマは店のドアに阻まれると方向転換し、隅の方へ逃げていきます。
侵入からおよそ2時間後、檻(おり)を持った猟友会が駆け付け、クマを捕獲しました。
捕獲されたのは体長50センチほどの子グマで、その後、山に放されたといいます。
居合わせた客
「あんまりこの辺りでクマとか見なかったので、えーって感じです」
目撃した理髪店スタッフ
「小さいとはいえクマなので…中に入ってこなくて良かった」
ショッピングセンターでは客の出入り口を封鎖していたため、けが人はいませんでした。
■秋田で柿の木に登るクマ 福井でも…
1月になっても各地でクマの出没は相次いでいて、8日には秋田県でも目撃されました。
目撃者
「あ、ツキノワグマだ。もう子グマじゃないよ」
庭の柿の木に登っているところを女性が目撃しました。
目撃者
「かなり驚いて…山でも寝られないのかな」
さらに、10日は福井県でも、「天空の城」と呼ばれる越前大野城の城下町でクマの足跡が発見されました。
住宅の敷地内でもクマの足跡が見つかっていて、成獣のものとみられています。
■冬眠に入る境目が分からなくなって?
本来、クマはこの時期に冬眠しているはずですが…。
富山県自然博物園ねいの里 赤座久明さん
「冬眠に入る境目が、クマ自身が分からなくなっていってしまう。このまま放置すればするほど、人に近い所で一年中、クマの存在に気を付けながら生活しなくてはならない」
(「グッド!モーニング」2024年1月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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