日経平均“最高値更新” 任天堂は時価総額10兆円超え ゲーム株けん引の背景にサウジ【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月11日)
日経平均株価は、バブル後の最高値を連日更新しました。
9日の終値より678円高い3万4441円で取引を終えた東京株式市場。3万4000円台を回復したのはバブル期以来、およそ34年ぶりです。
中でも上げが目立ったのが任天堂。およそ16年ぶりに時価総額が10兆円を超えました。
高値を更新している背景の一つに、専門家は「オイルマネー」の存在を指摘します。
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏
「日本銀行のマイナス金利解除の時期が、さらに先送りされるという見方が年明け後、強まってきているので。金融緩和が維持されてきている。そういったなかでグローバル企業、国内での例えばゲームへの需要が強まるという期待もあって、サウジアラビアなどから日本企業への任天堂などへの金の流れが強まっている可能性がある」
日本のゲームやアニメへの関心が高いサウジアラビア。9日には、政府系ファンドが「信長の野望」などで知られるコーエーテクモホールディングス株を買い増し、保有比率が6.6%に上昇したたことも判明しました。
専門家は、こうしたゲーム市場も巻き込む形で今後、日本のハイテク関連株が伸びていくのではないかと分析しています。
木内氏
「先端の半導体の市場がリードするのではないかという期待があるので。半導体関連というのは大きな注目点に今なってきていることは確かではないか。特にハイテク株が買われやすい。こういう流れが日本に来ています」
(「グッド!モーニング」2024年1月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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