池田容疑者がキックバック廃止決定後に継続要求(2024年1月11日)
自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、安倍派がキックバックの廃止を決めた後に、衆議院議員の池田佳隆容疑者が幹部に継続を求めていたことが分かりました。
池田佳隆容疑者(57)と政策秘書は、安倍派からおよそ4800万円がキックバックされたにもかかわらず、収支報告書に嘘の記載をした疑いが持たれています。
その後の関係者への取材で、安倍派がおととし、キックバックを廃止する方針を決めた後に池田容疑者が安倍派幹部に対してキックバックの継続を求めていたことが分かりました。
幹部らが協議をし、最終的に廃止の方針は撤回されたということです。
東京地検特捜部は協議の内容が記されたメモを入手しているとみられ、詳しい経緯などを調べています。
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