「本当に不安なのは…」長引く避難生活 被災者の思いは【サタデーステーション】(2024年1月6日)
最大震度7を観測した能登半島地震。避難生活も長期化する中、被災者の生活環境や支援体制はどのようになっているのでしょうか。石川県珠洲市の現場から報告です。
(報告・染田屋竜太ディレクター)
国や各自治体から珠洲市に届けられている物資は、一度市内の体育館に集められ、そこから自衛隊が各避難所に運んでいます。避難所の人数によって分量を振り分けるプッシュ方式がとられ、その日に届いた物資は、ほぼ全て次の日には避難所に届けられているということです。
ただ、避難している人のなかには不安を口にする人もいます。例えば、水は届きますが、飲み水だけで、体を洗うことはできません。また食料もパンとみそ汁など、かなり数が限られているということです。
さらに、ある被災者は本当に不安なのは食料や寒さではなく、帰る場所がないことだと嘆いていました。水道が復旧するメドは全く立っていません。これから数カ月、数年にわたって、どんな生活になってしまうのかと、不安そうに語る姿が非常に印象的でした。(「サタデーステーション」1月6日OA)
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