救援物資滞留も 食料や水などが届かず 珠洲市(2024年1月6日)
今も多くの人が避難生活を続けている石川県珠洲市では、支援物資を巡り様々な課題を抱えています。珠洲市役所から報告です。
(阿部佳南記者報告)
珠洲市役所には、道路状況が改善してきていることもあり、少しずつ物資が届いています。
カップ麺などの食料も増えてきています。ただ、これが各避難所や家庭にはまだなかなか届いていないのが現状です。
ここから500メートル先の避難所には、およそ800人が集まっていて、人が多い避難所では食料不足があると地元の人は話していました。
飲み水を乗せた給水車やガソリンを積んだ車なども集まってきています。
ただ、ガソリンを小分けにする携行缶が市役所で不足していて、物資を少量に分けてピンポイントで必要な場所に届けることが難しい状況です。
そして今週にかけて天気が崩れ、雨や雪の恐れが出てきています。
道路状況は今まさに復旧をしているところですので、市役所の人はとにかく雪が怖いんだとしきりに話していました。
市役所前にも除雪用の道具も用意されていますが、必要な場所に迅速に届けられるか、不安の声が上がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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