イラン南東部で「爆発テロ」95人死亡 イラン大統領はイスラエル非難(2024年1月4日)

イラン南東部で「爆発テロ」95人死亡 イラン大統領はイスラエル非難(2024年1月4日)

イラン南東部で「爆発テロ」95人死亡 イラン大統領はイスラエル非難(2024年1月4日)

 イラン南東部で2回の爆発があり、95人が死亡しました。当時、4年前に殺害された「イラン革命防衛隊」の司令官の追悼式典が開かれていて、当局はテロ事件として捜査しています。

 国営通信社によりますと、3日、イラン南東部のケルマンで爆発が2回起き、これまでに少なくとも95人が死亡、211人が負傷しました。

 現場近くには、アメリカ軍によって2020年に暗殺されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の墓があり、この日は、死後4年の追悼式典に出席するため多くの人が集まっていました。

 国営通信社は当初、103人が死亡したと伝えましたが、イランの保健相は「二重に数えられた人がいた」として、95人に修正しました。

 治安当局は、「テロリストが2つの爆発物を仕掛け、遠隔操作で爆発させた」との見方を示し、テロ事件と断定して捜査しています。

 イランのライシ大統領は爆発を受け、「シオニスト政権はこの犯罪の代償を払うことになる」と敵対するイスラエルを強く非難しました。

 一方、アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で、「現時点でイスラエルが関与した兆候はない」と述べました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事