自宅に血痕…スナック経営女性の遺体なき“死体遺棄”【スーパーJチャンネル】(2023年12月20日)
北海道足寄町でスナックを経営する女性の遺体を遺棄したとして常連客の男が逮捕された事件。女性の自宅では、2階の寝室から1階の車庫まで血痕がつながっていたことが分かりましたが、肝心の遺体はいまだ見つかっていません。
先月10日に常連客の男がスナック経営者・延本真弓さん(66)の遺体を北海道足寄町の山林に捨てたとされる事件。志渡典吉容疑者(58)は「遺体を遺棄した」と自供しています。“鹿よけの柵の数百メートル先”と具体的な場所も供述していますが、19日は遺体が見つからず、20日も50人態勢で捜索が続けられています。
取材を進めると、2人の関係性をうかがわせる話が出てきました。
2人を知る人:「(延本さんが志渡容疑者を)『典吉』『典吉』って言っていたね。(延本さんのスナックに)1回飲みに行った時(志渡容疑者が)カウンターに入ってビール出したり手伝ったりやっていた」
常連客の志渡容疑者を下の名前で呼ぶなど、気の置けない間柄だった2人。一方で…。
2人を知る人:「2人で(この店)に来たことはないが一緒に何人かで来た。(延本)真弓ちゃん、ファミリー的な感じで皆と付き合っていたから、俺見た限りではそんな変な恋愛関係もないような感じだけどね」
延本さんと志渡容疑者は2人きりでいるような関係性ではなかったといいます。しかし、志渡容疑者はこんなことを語っていました。
2人を知る人:「(志渡容疑者が)ジョークなのか分からないけど『真弓のこと好きだよ』とか『真弓は僕のこと好きなんだよね』ってジョークはよく言っていました」
「延本さんの車で遺体を運んだ」と供述している志渡容疑者。これを裏付けるような痕跡も残されていました。延本さんの自宅から血の跡が見つかっています。血痕は2階の寝室から階段を経由し、1階の車庫までつながっていたといいます。そして、車の中からも血痕が。これらは延本さんのDNA型と一致したといいます。
また、現場の近くからは血の付いたシーツが見つかっていたことが新たに分かりました。延本さんの遺体を包んでいたとみられます。
延本さんの殺害もほのめかしているという志渡容疑者。警察は2人の間にトラブルがあったかなど捜査しています。
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