「石川県の形はカニの爪」大胆広告で猛アピール “一石二鳥”PR「カニ半島と呼んで」【グッド!モーニング】(2023年12月20日)

「石川県の形はカニの爪」大胆広告で猛アピール “一石二鳥”PR「カニ半島と呼んで」【グッド!モーニング】(2023年12月20日)

「石川県の形はカニの爪」大胆広告で猛アピール “一石二鳥”PR「カニ半島と呼んで」【グッド!モーニング】(2023年12月20日)

 石川県をPRするための広告が話題になっています。全面に打ち出したのは、「石川県の形」と「カニの爪」が似ているということでした。
 
■「石川県の形はカニの爪」大胆広告で猛アピール

 今が旬のズワイガニ。このカニを使って、石川県が打ち出したのが「ぜひ、おぼえてください。石川県の形はカニのツメ!」という広告です。

 石川県の形とズワイガニの爪を並べて、カニと県の両方をアピール。そのデザインはなんとも個性的です。
 
 この大胆なデザインに込められた狙いとは?

■石川県のカニ あまり知られていないようで…

 石川県では、先月からズワイガニ漁が解禁されました。オスは「加能ガニ」、メスは「香箱ガニ」と呼ばれています。
 
 その石川県が、新たに打ち出した広告が話題になっています。

 それが「ぜひ、おぼえてください。石川県の形はカニのツメ!」という広告です。

 カニの爪と県を並べ、アピールするこの広告。他の県出身の人にどう思うのか、聞いてみました。
 
東京都出身(20代)
「石川県はカニ(が名産)と初めて知った。もうこれで覚えました」
 
奈良県出身(30代)
「知ってますよ、越前ガニ(越前ガニは福井県)」
 
 石川県の加能ガニと香箱ガニは、あまり知られていないようです。
 
 石川県は、カニのPRに力を入れています。過去には岸田文雄総理大臣に、加能ガニと香箱ガニを贈呈したこともあります。

 地元の小・中学校では、給食で振る舞われることもあります。
 
橋立小中学校 食べた学生
「外子のプチプチした感触がおいしい」「大切に味わって食べたいなと思います」

■“一石二鳥”石川&カニPR「カニ半島と呼んで」

 石川県民にとっては当たり前の存在ですが、全国的には浸透しきれていない状況に、石川県は…。
 
石川県 観光戦略推進部 誘客戦略課 土橋順一課長
「石川県の広告製作のチームに『とにかく“カニ”と“石川県”をPRしてほしい』と要請した。他の地域も含めて、カニの広告が非常に多い時期。いかに差別化をして、石川県を印象付けるか。色々とアイデア出し合うなかで、『石川県の形ってカニのツメに似ているよね』という一言をきっかけに、石川県が思い浮かぶようなコンセプトが固まり、表現を詰めていって、このようになったと聞いています」
 
 まさにオーダー通りの仕上がりとなりました。広告を見た時の第一印象は?
 
土橋課長
「これは一目見て、『これは面白い!』ということで即決で選んだ。能登半島はご存じかもしれませんが、カニ半島と言っていただけるくらい、石川県の知名度が上がったのではないかと思う」
 
 ちなみに、広告で大役を務めたカニはオスとメス、どちらなのでしょうか?
 
土橋課長
「オスのズワイガニ(加能ガニ)を使っています」

(「グッド!モーニング」2023年12月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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