米国防総省 紅海の商船護衛へ多国籍部隊発足を発表 「フーシ派」の攻撃増加受け(2023年12月19日)
中東の紅海で武装組織「フーシ派」による民間船舶への攻撃が相次いでいることを受け、アメリカ国防総省は、護衛のための多国籍部隊を発足させると発表しました。
オースティン国防長官は18日の声明で、イランの支援を受ける武装組織「フーシ派」が紅海で民間船舶への攻撃を繰り返すことについて「通商の自由を脅かし罪のない船員を危険にさらし、国際法に違反している」と非難しました。
そのうえで「航行の自由の基本原則を守ろうとする国々は団結しなければならない」と訴え、イギリスやバーレーン、カナダ、フランスなどと多国籍部隊を結成し、民間船舶の護衛に乗り出すと発表しました。
複数の国と共同で紅海やアデン湾の安全保障上の課題に対処し、「すべての国の航行の自由を確保すること」と「地域の安全と繁栄を強化すること」が目的だと説明しています。
紅海では、「フーシ派」による攻撃がエスカレートしていて、世界的な物流にも大きな影響を及ぼす可能性が指摘されています。
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