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#shorts 元羊飼いが描く“熊文学” 異色の直木賞候補作家に聞いたクマとの共生
直木賞候補作に選ばれた『ともぐい』。北海道を舞台に、人とクマの戦いを描いたこの作品。
著者は、元羊飼いという異色の経歴を持つ河崎秋子さん(44)(正式には崎は「たつさき」)。
クマによる被害が全国で相次ぐなか、人とクマとの共生についてじっくり伺いました。
■直木賞候補に異色の“熊文学” 野生動物との関わりとは
直木賞候補に選ばれた『ともぐい』
『俺は食いたいもの、金になるものを殺し、生きる。』
主人公、“熊爪”が山で熊と対峙しながら己は何者かと葛藤する姿を描く熊文学です。
『その幹に黒い塊が張り付いていた。うねうねと動き、全身を幹にこすりつけると、それは本来の四足歩行の姿勢に戻った。間違いない。熊だった。』
熊が木に匂いをつけて存在をアピールする“背こすり”。
熊の息遣いが聞こえるこの作品を書いたのが、羊に囲まれる作家・河崎秋子さんです。
北海道別海町の酪農家出身。4年前まで羊飼いと作家の二刀流で作品を生み出してきました。
熊の存在はすぐそばに感じてきたと言います。
直木賞候補・河崎秋子さん(44)
「普通にクマはいて、直接見たのは1回だけだが、山の中に入れば足跡とか糞…」
野生動物との関わりは深く―
直木賞候補・河崎秋子さん(44)
「兄が狩猟免許を持っていて、酪農をするとシカをある程度駆除する必要があり、(兄が)シカを撃ったりしていた。(シカの)解体はわたしがやっていたり」
熊被害が全国で相次ぐ中、駆除に対して上がる抗議。
熊文学作家はこの状況をこう見ています。
■元羊飼い×小説家が語る“線引き”
作家・河崎秋子さん(44)
クマの脅威にさらされていない場所に暮らす人が、野生動物を死なせないでどうにかできないかとか、死なせるのはかわいそうだという感情を抱くのはすごく自然。ただ実際に、従事する中では駆除も含めた具体的な対処をしなければならない」
「それは必ずしも人間にとっても苦いし、動物にとっても苦い選択をしなければ、お互いの距離をとれない状況において、そこに外部の人間が口を出してその手を煩わせることはないほうがいいんじゃないか」
背景には、自身と動物の長い関わりがあります。
作家・河崎秋子さん(44)
「人間と家畜の相対の仕方と、人間と野生動物の相対の仕方と、人間とペットの線引きのつけ方は全部違う。それを守れるかどうかこそ人間が他の動物と、うまく付き合っていくのに大事な部分」
「人間がクマや野生動物、鳥とかを気遣っても向こう側が『ありがとう。じゃあ、襲わない』ということはまずない」
必要なのは線引き―
作家・河崎秋子さん(44)
「ある意味では動物になめられてはいけない。ここはお前らの来るところではないと、きちんと知らしめることも必要」/a>



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