観測史上1位の降雪で交通障害…多重事故も発生 北日本で“積雪急増”各地で混乱【報道ステーション】(2023年12月18日)

観測史上1位の降雪で交通障害…多重事故も発生 北日本で“積雪急増”各地で混乱【報道ステーション】(2023年12月18日)

観測史上1位の降雪で交通障害…多重事故も発生 北日本で“積雪急増”各地で混乱【報道ステーション】(2023年12月18日)

真冬並みの寒気が列島を襲い、18日は北日本の各地で大雪となりました。

■路面凍結で多重事故か

一晩で一気に雪が積もった秋田県大館市。

秋田県大館市の男性:「20~30センチ降りました。準備はしているけれども、まだ心の整理ができなくて。いつもだと、少しずつ降るじゃないですか。急に降ってきて、びっくりしました」

寒暖差が激しい今年。一気に降り積もった雪には、ボヤキにも似た声が聞こえてきます。

福島県会津若松市の男性:「きのうまで、そんなに雪景色ではなかったのに、一気に白くなってびっくりしました。やっぱり寒いですね、雪」

この雪の影響で、事故も相次ぎました。新潟県内を走る北陸道では、トラックや乗用車、合わせて5台が関わる事故が発生。路面に積もったシャーベット状の雪でスリップしたとみられます。

18日朝、-6.9℃まで冷え込んだ、北海道札幌市も、交差点はスケートリンクのようになっていました。

北海道七飯町で起きたスリップとみられる事故。防犯カメラの映像では、乗用車はスピードを落とすことなく、横向きで電信柱に激突しています。車を運転していた男性(52)は意識不明の重体です。

■観測史上1位 除雪間に合わない…

北海道留萌市では、除雪が間に合わず、送迎バスの運行ができないため、小・中学校の18日・19日の休校を決めました。

留萌市では、24時間の降雪量が観測史上1位を記録。17日午後6時に7センチだった積雪は、75センチにまで到達。かいても、かいても雪は減りません。

北海道留萌市の男性:「いやーひどいよ。今年最高だ。この雪。

北海道留萌市の女性:「(Q.排雪は入っている)入った形跡はあるんですけど、大きな道路には特に入っていると思う。山の方にいたら(排雪が)全然追い付かなくて」

■道の駅から防災情報発信

道の駅るもいには一時、20台ほどの車が避難していたといいます。

避難している人:「(Q.今どうしてこちらに)あした、天塩でキッチンカーの出店がある。車通りが少ないうちに、ゆっくり来ようと思ったら、吹雪いている。(Q.ここで退避を)雪がやむまで休もうと思ったら、強くなってしまった」

その道の駅の敷地内にあったのは、コミュニティFMのスタジオです。道の駅のかたわらで、地域の情報を発信しています。パーソナリティーを務める米倉礼子放送局長は…。

米倉放送局長:「18日は一日、暴風雪警報が出て、今は大雪警報が出ているが、不測の事態・停電などがあった時に備えて、ある程度の時間まで残っている。(Q.ここまでの大雪は)今年は初だが、数年前にも1度あったと思うが、ここまで一気に降ることはない」

今週は、今シーズン最強寒波の影響で、週の後半にかけて、広い範囲で大雪や吹雪に警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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