18都道府県「まん延防止」延長へ 反対意見も「オミクロン株の特性に応じた対策で」(2022年3月4日)

18都道府県「まん延防止」延長へ 反対意見も「オミクロン株の特性に応じた対策で」(2022年3月4日)

18都道府県「まん延防止」延長へ 反対意見も「オミクロン株の特性に応じた対策で」(2022年3月4日)

 18都道府県への「まん延防止等重点措置」の延長が4日にも決定する見込みです。専門家のなかには延長に反対する意見もありました。

 年度末へ向け、しばらく我慢の日々が続きそうです。

 政府分科会・尾身茂会長:「これから入学式、卒業式、いわゆる恒例行事が始まりますので感染が高止まりだけでなくて、少し上昇することも十分考えておく必要がある」

 政府は東京や大阪など18の都道府県に対する、まん延防止措置を延長、13県は解除する案を専門家に諮問、了承されました。

 期限は「春分の日」の3連休が終わる21日まで。ただ、2人の専門家は延長に反対しました。

 政府分科会・尾身茂会長:「2人の反対の主な理由は2つあった。1つは私権制限をするほど今回のオミクロン株は重篤なのかという問題意識。2番目は重点措置を実施せず、オミクロン株の特徴に応じた重症化対策を進めることで十分では・・・というもの」

 4日に1万517人の感染が確認された東京都。減少傾向は鈍くなり、今週は一進一退の増減を繰り返しています。

 延長の大きな要因に病床使用率が挙げられています。4日は1月末以来、50%を下回りましたが・・・。

 東京都・小池百合子知事:「入院患者や重症の患者の数がまだ高い水準での推移になっておりまして、依然として厳しい状況であるということです」

 午後に対策本部会議を開き、正式決定する見込みです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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