- 【特集】GPSを利用し『地震の発生予測』に挑む研究最前線 ひずみのたまりやすさを可視化 専門家「活断層が集中の近畿地方は『直下型地震』に警戒が必要」(2022年1月12日)
- 支持率26.9%“危険水域”岸田内閣 専門家「回復材料ない」街の声も“増税イメージ”【もっと知りたい!】(2023年10月31日)
- 大阪維新の会・代表に吉村氏が再選 「大阪都構想」制度案について半年から1年かけて再び党内で検討へ #shorts #読売テレビニュース
- 【騒然】「酸素ボンベ」積んだトラック爆発 イタリア・ミラノ
- 「失業給付」制度見直しへ “自己都合”転職を後押し歓迎も…“押し付け”横行を懸念(2023年2月21日)
- 【速報】北朝鮮のミサイル発射 岸田総理「暴挙であり強く非難」|TBS NEWS DIG
【記者解説】どうなる?米大統領選 トランプ氏復活か 最新の世論調査で注目の新顔も…(2023年12月16日)
いよいよ2024年はパリオリンピックにアメリカ大統領選挙という年ですが、アメリカ大統領選挙はトランプ前大統領の復活かと言われているなか、どうなっていくのかよく分からないという声があります。そこで、アメリカ大統領選挙の行方について極めてざっくりと説明します。
アメリカの大統領選挙は4年に1回行われます。たまたまですが、夏のオリンピックがある年と重なっています。
実は、もう1月から戦いは始まります。恒例となっているのは、アメリカの真ん中辺りにある州、アイオワ州の党員集会から始まって、それぞれ共和党・民主党の候補を選ぶ選挙が州ごとに行われます。7月8月の夏ごろに共和党・民主党がそれぞれ党大会を開いて候補を1人に絞り、そこから両党の戦いが11月上旬の火曜日に行われる大統領選挙の投票日まで続きます。
現在、大方の世論調査を見る限り、2020年と同じく、バイデン大統領対トランプ前大統領の対決となり、現在、トランプ氏有利の予想が多くなっています。
過激な発言を繰り返すトランプ氏には熱狂的な支持者もいますが、強烈なアンチもいるんです。
好物はウェルダンに焼いたステーキにトマトケチャップをべったり付け、ダイエットコーラと一緒に食べるというトランプ大統領を仮にステーキに例えるならば、バイデン大統領は肉好きも魚好きも野菜好きも、誰でも手を付けやすい幕の内弁当のようなものだと言えるでしょうか。
トランプ大統領の4年間に疲れた有権者の支持を幅広く集めて2020年に当選しました。
しかし、幕の内弁当を4年間食べ続けたアメリカ国民にはちょっと飽きがきているというところです。
加えてアメリカ史上初の80歳台の大統領という年齢からも、国民はパワー不足を感じています。
収まらない物価高などの不満から、歯切れのいいトランプ氏への支持が戻ってきている状況です。
今の注目は、共和党予備選挙でトランプ氏に挑んでいる新顔、ニッキーヘイリー氏です。インド系移民の子で、トランプ政権の国連大使を務めた女性がここにきて伸びてきています。
見飽きた顔同士の高齢者の戦いにうんざりするアメリカ国民は少なくありません。
そこに保守でいて極端ではなく、高齢でなく、初の女性大統領かという候補が登場し、実はトランプ氏の復活を避けたい共和党の主流派と呼ばれる人たちも密かに期待を寄せているんです。
いわばステーキと幕の内弁当をいいとこどりした焼肉弁当のような存在といえるでしょうか。
注目の最新の世論調査です。ヘイリー氏対バイデン大統領の対決になった場合、51-34でヘイリー氏がリードしているという結果です。
トランプ氏対バイデン大統領だとわずかにトランプ氏リードというなかで、この結果は今後ヘイリー氏への追い風になります。
バイン大統領に勝てるのは、ヘイリー氏だということになります。
共和党か民主党かで揺れる中間層に強いということでヘイリー氏には強みとなりますが、ポイントはその前の共和党予備選挙で強力な支持層のいるトランプ氏に勝てるかどうか、というところになります。
1月に口火を切るアイオワ州とニューハンプシャー州の緒戦2つで、ヘイリー旋風が起きるとひょっとするかもしれない存在で、要注目です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く