近く強制捜査へ 安倍派一掃内閣に 政治と金の問題は(2023年12月14日)

近く強制捜査へ 安倍派一掃内閣に 政治と金の問題は(2023年12月14日)

近く強制捜査へ 安倍派一掃内閣に 政治と金の問題は(2023年12月14日)

 裏金疑惑を受け、特捜は来週にも強制捜査をする方針を固めました。

 岸田総理大臣:「来年は外交、経済、社会など日本にとって正念場を迎える重要な年であると認識しております。こういった状況を考えます時に、人事を行うにあたって、やはり調整力、実行力、さらには答弁力等を備えた即戦力を選ばなければならない」

 政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で岸田総理は安倍派の4閣僚を交代。岸田派の林芳正前外務大臣を官房長官に起用するなど、後任の閣僚人事を決定しました。

 記者からは…。

 坂本哲志農林水産大臣:「(Q.政治資金に関しては問題ない?)はい。私自身は政治資金についてはしっかり管理しているといいますか、問題ないと」

 斎藤健経済産業大臣:「私自身の政治資金については問題ないと思っています」

 一方で、岸田政権から去る人は…。

 西村前経産大臣は、けじめと説明責任を強調。

 西村前経産大臣:「捜査の進捗(しんちょく)も見ながら、私自身はしっかりと説明責任を果たしたい。政治不信につながってることについては、改めておわびしたいというふうに思います」

 鈴木前総務大臣は退任会見でキックバックを受けていたことを明らかにしました。

 鈴木前総務大臣:「私のなかで裏金とか還流といった認識はなかったが通常、地方でもあるように、ある程度の費用の補填(ほてん)はあるので、そういった面では(キックバックが)ほんのわずかあるようではありますが」

 そして、松野前官房長官は最後の会見でもこれまでと変わらない姿勢を貫きました。

 松野前官房長官:「(Q.収支報告書への不記載は派閥からの指示?)私は派閥を代表する立場にもなく、ご指摘の案件に関してのお答えは差し控えさせていただきたいと思います」「(Q.捜査への協力は?)お答えは差し控えさせていただきたいと思います」

 安倍派の党幹部も萩生田政調会長、高木国対委員長、世耕参院幹事長が相次いで辞表を提出しました。

 ただし、岸田総理は予算編成などを念頭に後任選びは22日以降で調整しているということです。

 一方で、東京地検特捜部は近く自民党・安倍派側への強制捜査に乗り出す方針を固めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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