#shorts “PCウイルス”サポート詐欺…MS社かたる“2人のマイク”直撃…詐欺指摘で声荒らげる
パソコンがウイルスに感染したと偽り、復旧サポートの名目で金銭をだまし取る「サポート詐欺」の被害が急増しています。マイクロソフトの社員をかたる人物を直撃しました。
■アメリカ人の“マイク・ミラー”畳みかけるように不安をあおる
男性：「もしもし、お電話ありがとうございます。こちら日本のマイクロソフトでございます。マイク・ミラーさんですね」
マイク・ミラー：「（Q.外国の方ですか？）はい？アメリカ人ですね。日本人じゃない」
電話に出たのは、片言の日本語を話し、アメリカ人の「マイク・ミラー」を名乗ります。
マイク・ミラー：「（Q.画面にパソコンが感染したというのが出ているが？）お客様のパソコンの中身入っちゃうんですね。トロイの木馬。危ないの問題です、パソコンのために。安全ではないです。分かりました？」
マイクは「パソコンがウイルスに感染した」と、畳みかけるように不安をあおってきます。
マイク・ミラー：「その問題ね、ウイルスのせいでね、ハッカーが入ることができます。IPアドレス番号とか写真とかメールとか個人情報とか、簡単に盗まれることができます」「（Q.盗まれちゃうんですか？）そうです、そうですね。トロイの木馬のせいでね、パソコンにハッカー入ることができます。ハッカーの意味はね、泥棒たちですね」
マイクが指示してきたのは、次の手順です。
マイク・ミラー：「問題を直すためにキーボードの左側の一番下、コントロールボタンが見えますか？コントロールの右隣はどんなボタンが見えますか？ウィンドウズボタンを押しながら、ローマ字のRを同時に押してください」
この「ウィンドウズ」と「R」のキーを同時に押す操作は「ファイル名を指定して実行する」というコマンドです。
詐欺犯は言葉巧みに相手をだまし、このコマンドから遠隔操作ソフトをインストールさせるのです。/a>
