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晴海フラッグ来月入居へ 倍率266倍「8回落選した」人も…ファミリー殺到で教室足りず【もっと知りたい!】(2023年12月12日)
東京オリンピック選手村跡地に建てられた「HARUMI FLAG」が公開されました。抽選倍率は最高266倍と、すさまじい人気です。
第1期販売から8回落選し続けている男性が語る、令和のニュータウンの魅力とは?
■51もの多彩な共用施設…学校や商業施設なども整備
選手村から生まれ変わり、およそ1万2000人が暮らすことになる「HARUMI FLAG」。分譲マンションの一部が完成し、11日に初めて公開されました。入居は来月からの予定です。
分譲エリアは、緑豊かな自然に囲まれています。中心部には芝生の広場や、子どもたちが楽しめるアスレチックもあります。案内板の柱をよく見てみると、「TOKYO2020」と書かれていて、東京オリンピックで使われたものが、そのまま利用されています。
広さ13ヘクタールの広大な敷地内には、こんなスペースもあります。共用スペースには、足湯があって湯気が上がっていますが、手を入れてみると、温かくて気持ち良いです。いい湯加減です。
住民同士の交流を図るため、51もの多彩な共用施設があるほか、学校や商業施設なども整備されます。気になる分譲マンションの中を見せてもらいました。
リビングは広く、奥行きもあります。高さもあるので、ゆったりとした空間が広がっています。そして、なんといってもここからの景色。東京湾が目の前に広がる開放的な眺望です。
さらに「HARUMI FLAG」が人気を集めている一番の理由は、ここ数年、都内のマンション価格が軒並み値上がりするなか、最も多い価格帯は6100万円程度と、周辺の相場よりも割安なこと。その結果、申し込みが殺到しているのです。
■「8回落選した人」に聞く…なぜ「HARUMI FLAG」?
抽選倍率は最高で266倍に。転売が目的とみられる資産家や法人による複数戸の応募が見られたことから、1つの名義につき、申し込みは2戸までと制限される事態となりました。
「HARUMI FLAG」に8回落選した男性(30代):「(申し込み当初)私の妻が第2子の妊娠中でして。もう少し広い部屋が必要になるという見通しですね。よくあるパターンのやつです」
こう話すのは、2019年の第1期販売から申し込みを続けている男性。これまでに8回応募していますが…。
男性:「8回(すべて)落選しております。もう4年も経ったなというところはありますが、市況がどんどん上がっていくんかで、HARUMI FLAGだけは、私の手の届く価格で供給されている。チャンスがある限りは申し込みたいなと思う半面、価格にずっと釣られ続けて、別のマンションが買えたんじゃないかという、罪深いやつだなという気持ちです」
初期の段階では、希望住戸の倍率が3倍だったこともあるといいますが、その後は、回を重ねるごとに倍率が増加していきました。
男性:「13倍、30倍、47倍ときて。直近ですと、要望書という“この物件がほしい”とお願いをする段階で、330倍あったと伺っています」
申し込み開始から4年。子どもも生まれ、環境も変わりましたが、まだ諦めきれません。
男性:「(Q.なぜ、ここまで「HARUMI FLAG」にこだわる?)新しい街の一員になってみたいという気持ちがすごく強い。こだわれる限りはこだわろうかなと。妻はもっと現実を見ていて、私はまだ夢の世界にいる」
■ファミリー殺到 小学校の教室足りず…
人気が過熱する一方で、ある問題も起きています。
マンション群の中心にある、小・中学校一体型の校舎。中央区の推計では、7年後に小学校の教室が足りなくなるといいます。
中央区教育委員会事務局 岡地貴志学校施設課長:「令和13年度(2031年度)に、現在建設中の晴海5丁目、校舎の狭隘(きょうあい)(狭い)が進む予測」
2031年度には児童数が1290人となり、40教室が必要になります。用意していた34教室を超える予測となりました。
こうした事態を受け、区は2031年度から1年生~3年生までの低学年を第2校舎に通わせる方針ですが、こんな懸念もあります。
岡地学校施設課長:「従来の学校は、1~6年生が一緒の中で生活して、お兄さん、お姉さんという形や、小さな子どもを思いやる縦割りの関係がある。ちょっと(校舎が)離れてしまうので、そういった関係が築きにくいという部分がある」
令和のニュータウン「HARUMI FLAG」。現在完成している21棟のほか、50階建てのタワーマンション2棟が2025年に完成予定です。
(「グッド!モーニング」2023年12月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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