小樽の道路標識「港」が「おなら」に…スペルミス30年間見過ごし 外国人観光客驚き?(2023年12月8日)

小樽の道路標識「港」が「おなら」に…スペルミス30年間見過ごし 外国人観光客驚き?(2023年12月8日)

小樽の道路標識「港」が「おなら」に…スペルミス30年間見過ごし 外国人観光客驚き?(2023年12月8日)

 北海道小樽市で、道路標識の英語表記の間違いが30年間も見過ごされていて、7日にようやく修正されました。

■道路標識「港」が「おなら」に…

 市道に設置されている道路標識。「余市」「札幌」、そして「小樽港」という文字が記されています。ところが、この道路標識には、実は大きな間違いがありました。

 英語表記に“ちょっと恥ずかしい”スペルミスが見つかったのです。

 小樽港だと「Port」になると思いますが、標識には「Poot」とあります。これはどういう意味になるのでしょうか?

 帰国子女で、英語が堪能な荒井理咲子アナウンサーに単語の意味を聞いてみました。

 荒井アナ:「(Q.「port」の意味は?)これポート…『港』ですかね」

 続いて、標識に表記された単語「poot」の意味も聞いてみました。

 荒井アナ:「『おなら』ですかね。『おなら』…」

 「port」の「r」が「o」に変わると「poot」。「おなら」や「間抜け」という意味になります。

 荒井アナ:「これ『おたるPoot』になって、『おたるおなら』ですけど、大丈夫ですか?えっ、これ、なかなか左に曲がれる人いないんじゃないですかね。結構、におってきそうな感じがします」

■スペルミス 30年間も見過ごし…

 小樽と言えば、外国からの旅行者も多く訪れる人気観光地。外国人観光客からは次のような声が聞かれました。

 外国人観光客:「『poot』じゃなくて、『port』だよ」

 1993年1月に設置されたこの標識。つまり、30年以上、間違いが見過ごされてきたということになります。

 小樽市民:「ちょっと気が付かなかった。その状態で、愛嬌(あいきょう)で残してもいいのかなと」「そう言われれば、ちょっと面白いよね」

 今年10月に市民からの指摘で発覚した、今回のスペルミス。どうして間違ってしまったのでしょうか?

 小樽市 建設事業室維持課 伊藤靖二課長:「発注した後に製作する過程で、どういう形になったのかは、ちょっと正直もう古い話なので、調べようがないんですけど。外国からのお客様も来るので、ちょっとその方から見ると不快な思いをしているんじゃないかなと気にかかるので、早急に対応したいと思います」

 30年の時を経て、7日朝、正しい表記に修正されました。「Poot」から「Port」に変わっています。

 小樽市は、「今後は細心の注意を払って標識を設置するよう心がける」ということです。

(「グッド!モーニング」2023年12月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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